解禁はいつからいつまで? 2021年越前がに11/6より解禁!
2021年11月6日、今年も越前ガニの季節がやってきます!
越前ガニの解禁期間は限られていて、1年でこの時しか食べられない貴重で絶品なカニです。
【解禁期間】
・越前ガニ…2021年11月6日~2022年3月20日
・セイコガニ…2021年11月6日~12月31日
・ズボガニ(水ガニ)…2022年2月19日~3月20日(30日間のみ)
福井県民は毎年この時期を、今か今かと楽しみに待っているんですよ!
「「越前ガニ」という名前はよく聞くけど、他のカニと何が違うの?」という方もいるのではないでしょうか?
今回は、そもそも越前ガニって何?というお話をしていきましょう。
これを読んだら、福井県に遊びに行ってみたくなるかも?
目次
越前ガニとは福井県でとれるズワイガニのブランド名
越前ガニは「冬の味覚の王様」といわれており、カニのブランドの中でもトップの知名度を誇っています。
明治43年より毎年福井県は、越前ガニを天皇に献上していることから「献上ガニ」としても有名です。
また2017年9月に、地域の農林水産物や食品をブランドとして保護する「地理的表示(GI)保護制度」の対象に、カニとして全国初で登録されました。平たくいうと、越前ガニは国にお墨付きをいただいた唯一のカニであるということです。
黄色いタグがカニの腕に付いているのを見たことはありませんか? 脱皮したての水がに(若がに)以外のズワイガニのオス、メスの両方にタグはつけられていますが、今年からデザインが一新され、本物の証であるGIマークがつくことになりました。
福井県で越前ガニが水揚げされる漁港はいくつかありますが、その中でも越前漁港は飛び切りの水揚げ量です。
越前ガニは福井県での呼び方ですが、山陰地方(島根・兵庫・京都)では「松葉ガニ」。石川県では「加能ガニ」などとも呼ばれています。
活生越前ずわいがに(オスがに) 500~600g前後×1杯【冷蔵】
29,000円(税込)送料無料
越前ガニは4つの種類がある
越前ガニは、性別や品質によって名前が違います。
1:越前ガニ(オス)
オスのズワイガニを越前ガニといいます。
甲羅の中には濃厚なカニ味噌、脚の身は口の中に入れると繊維がホロホロと解け、繊細な甘い旨味が溢れだします。
そして、極めつけはカニの爪! 脚とはまた違う凝縮された旨味と、こしのある歯ごたえが絶品。
解禁日直後頃はあっさり目、2月・3月頃になるとこってり濃厚な味わいになります。
価格は、数千円~20万、30万円になるなど幅広く、大きさ・重さで変わります。
越前ずわいがに(オスがに) 2万9千円コース(1杯300g~400g)【冷蔵】
29,000円(税込)送料無料
2:セイコガニ(メス)
越前ガニのメスをセイコガニといいます。
オスに比べて形が小さく、そのサイズは1/3ほど。身の量は少ないながらも、セイコガニの醍醐味は「カニ味噌」と「内子(うちこ)」です!
パカッとお腹を開けると、びっしりと赤い子が詰まっていることから「赤いダイヤ」といわれています。
オスに比べると価格も安く、地元の人たちから人気のあるカニです。「今年もカニが食べたいのぉ~」と言っている福井県民が思い浮かべているのは、おそらく大抵がこちらのメスガニです。
お腹を開けたところにある子は「外子(そとこ)」といいますが、色の黒っぽいもの(黒子)が上位品です。
オスに比べてお手頃価格ではありますが、冬の日本海の天候は荒れやすいため、解禁期間中でも漁場の状態によって価格が高騰することもあります。
越前せいこがに(メスがに) 160g以上×2杯 セット【冷蔵】
17,000円(税込)送料無料
3:極(きわみ)
2015年から作られたブランド「極み」。
大きさ・重さに基準を設け、オスのズワイガニを選定します。
【極(きわみ)の基準】
・甲羅…14.5cm以上
・重さ…1.3kg以上
・爪の幅…3cm以上
この基準以上のものを「極(きわみ)」としますが、越前町では独自の厳しい基準を設け「極」としています。タグも特別な「越前焼」で作られた「極」のメダルを付けることによって、越前町でのものである証としています。
【越前町の極(きわみ)の特徴】
・水揚げ時の重さ…1.5kg以上
・競り人・仲買人の同意を得ている
・越前焼の「極」メダル
2018年の初セリで【極】として認定された越前ガニは2杯で、越前漁港で35万円、三国漁港では過去2番目に高い42万円の高値が付けられました。
※2018年11月6日初セリの様子
越前ずわいがに(オスがに) 献上級(1.4kg前後×1杯/極きわみ)【冷蔵】
520,000円(税込)送料無料
4:ズボガニ(水ガニ)
脱皮したばかりなので、殻を手でめくることができるくらい柔らかいカニのことです。別名「若がに」とも呼ばれています。
殻をパキっと折り、引き抜くとズボッと身が丸っと抜けることから、越前では「ズボガニ」と呼ばれています。
身はみずみずしくて柔らかく、価格も安くておいしいことから地元市民に親しまれているカニです。
傷みが早いのであまり県外には流通せず、地元ならではの食べられるズワイカニですが、最近では通販でも購入できるようになりました。
2017年からは解禁期間が30日間になり、まさに限定ズワイガニといえます。地元の味を味わってみたい人はお早めに!
福井県産水がに(若がに)2肩セット【冷蔵】
7,980円(税込)送料無料
越前ガニはどこで食べられる?
「福井県に越前ガニを食べに行きたい!」と思ったら、水揚げ量がNo.1の越前漁港周辺の食事処・民宿・料亭・旅館を探してみてください。
越前ガニの旨さは、鮮度にありといっても過言ではありません。
越前漁港から越前ガニが生息する漁場が近いため、とれたて活き活きのまま持ち帰ることができるのです。
これが「ズワイガニといえば越前ガニ」となる人気の理由です。
ぜひ、福井県に観光へお越しいただいた際には、生きた越前ガニで調理をするお店で食べてくださいね♪
おいしさは格別ですよ!
越前宝やの「越前ガニ」は、水揚げとれたてを越前漁港のその場でボイルしていますので、通販でも新鮮なお味を召し上がっていただけます。
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