西京焼きの焼き方は電子レンジもOK!冷凍のまま焼くと時短もできる?
味噌の旨味がしみ込んだ西京焼き。
「電子レンジで焼けたら便利なのに」
と思ったことはありませんか?
以前、当ブログで「干物の電子レンジでの焼き方」をご紹介いたしました。
記事への注目度も高く、日々の調理を時短させたいニーズを再認識しました。
そこへ
「西京焼きも電子レンジ調理できるかも?」
とひらめいた当店スタッフ。
今度は干物を西京焼きに変えて検証実験してみました。
結論から言うと、西京焼きの焼き方は電子レンジもOK!
今回は、西京焼きを電子レンジ調理した検証実験の時の様子をご紹介いたします。
目次
西京焼きの焼き方は電子レンジもOK!
準備するもの
準備するものは、クッキングシート!
基本的にこれだけです。
あとは耐熱皿、水、電子レンジ。
もちろん西京漬けもお忘れなく。
その他は、キッチンペーパーなどがあると便利ですが、特別な準備は必要ありません。
普段からお台所にあるものだけで大丈夫です。
手順
1.西京漬けの余分な味噌をぬぐう
パッケージからお魚を取り出し、余分な味噌を取り除いてください。
軽くぬぐう程度で大丈夫です。
2.魚を水にくぐらせる
西京漬けをさっと水にくぐらせます。
些細なひと手間ですが、ここが重要なコツの一つです。
今回、水にくぐらせない場合も試してみましたが、軽く水にくぐらせたお魚の方が断然しっとりふっくらと仕上がりました。
水蒸気の蒸し焼き効果で柔らかな食感になるようです。
3.クッキングシート魚をのせる
広げたクッキングシートの上に、皮を下にして魚をのせます。
シートに対して斜めに乗せるのがポイントです!
4.クッキングシートの角を持ち上げて干物を包む
西京漬けの両脇のクッキングシートの角を持ち上げ、一緒にねじります。
西京漬けを包むような感じです。
次に、クッキングシートの左右の角をそれぞれねじります。
舟形のかごに包むような感覚です。
5.耐熱皿にのせて600Wで加熱
味噌漬けを包んだクッキングシートを耐熱皿に乗せて、600Wで加熱します。
加熱時間は大きさによって大きく変わります。
当店の味噌漬けの場合だと、およそ1分ほど温めたころから電子レンジの中からはぜる音が聞こえ始めます。
音がしたら中の様子を見つつ、10秒ずつ加熱時間を増やしてください。
6.完成
表面が全体的に白っぽくなってきたら完成です。
味噌とお魚の香りが食欲をそそりますよ!
電子レンジで焼いた西京焼きのお味は?
電子レンジ調理でもフランパンやグリルと遜色ないほど、ふっくらと美味しく焼きあがりました。
洗い物も少なく調理時間も短いので、一人分だけ焼きたい場合など少量のときには便利な方法です。
けれど、ほんの数十秒で焼き過ぎてしまうのが難しいポイント。
はぜる音を目安に、常に温め時間を調節していきましょう。
冷凍のまま焼くと時短もできる?
西京漬けは冷凍保存することも多いですよね。
――冷凍を解凍せずにそのまま電子レンジ調理も可能でしょうか?
実際にスタッフが試してみました!
解凍なし西京漬けを電子レンジ調理するポイントは?
解凍せずにそのまま調理の場合、凍っているので余分な味噌をぬぐう工程は省きました。
しかし、その他の手順はほぼ同じです。
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冷蔵を電子レンジ加熱したとき同様、はぜる音がするまで一旦加熱。
⇒音がしたので中を見たところ、中央部分に生っぽさが残っていたので10秒加熱。
⇒見るとまだ生っぽさがあったのでさらに10秒加熱。
⇒今度はようやく中央部分も程よい火のとおり具合に。でもフチ部分は加熱しすぎたのか多少パサつきも……。
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冷凍を電子レンジ調理する場合、切り身の厚さによっては焼きムラができるので注意が必要なようです。
ですが、結論として冷蔵から加熱する場合に比べ、加熱時間+20秒~30秒ほどで調理可能でした。
電子レンジで10秒ずつ加熱するのがかえって手間を感じるかもしれませんが、急いでご飯の準備をしなくてはいけない時の裏技として覚えておくといいかもしれません。
まとめ
今回は、西京焼きを電子レンジ調理するときの焼き方についてご紹介いたしました。
どうしても時短したいときや、一人分だけ焼きたいときに便利テクニックです。
覚えておいて損はありませんよ♪
でも、実際に電子レンジ調理してみると、加熱時間を調節せねばならず、かえって面倒な方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、ほんの数十秒で加熱しすぎで硬くなってしまうのもデメリットです。
そんな時に便利なのが、初めから電子レンジ調理専用パッケージになっている西京焼きのセットです。
電子レンジで1分(冷凍状態からなら2分)加熱するだけ。
電子レンジ専用パッケージの蒸し焼き効果でふっくら仕上がる上、加熱時間の調節は不を気にする必要もありません。
電子レンジ調理可能なお惣菜は、近年では贈り物としても注目が集まっています。
電子レンジの便利さを有効活用していってみてくださいね!