干物を電子レンジで焼く方法!所さんの目がテンで紹介されたクッキングシートを使った時短テクニック
干物は焼くだけで食卓のメインになる便利食材です。
けれど、グリルの後片付けが面倒だったり、時間がなかったり。
――電子レンジですぐに焼けたらいいのに!
と思ったことはありませんか?
私はあります! 干物屋の女将をしておりますが、それでもそう思います。
先日、うちのスタッフがテレビを見ていたら、干物を電子レンジで焼く方法が紹介されていたそうです。
聞いたらとても便利な裏技でしたので、今回は「干物を電子レンジで焼く方法」について皆様と共有したいと思います。
※テレビでやっていたことをそのまま転載してもいいの?とご心配の方、ご安心ください。
レシピ自体には著作権はないそうです(※ただし、レシピ本を写メしてホームページに載せる等はNG)
目次
干物を電子レンジで焼く方法
準備するもの
準備するものは、クッキングシート!
基本的にこれだけです。
あえていうなら、あとは耐熱皿ぐらいでしょうか。
あとは干物と、電子レンジと、水と……その程度です。
手順
1.干物を水にくぐらせる
干物をさっと水にくぐらせます。
ホントにさっとで十分。
表面にある塩を浮き上がらせるためだそうで、このひと手間で香ばしい焼き目が付くんだそうです。
2.クッキングシート魚をのせる
広げたクッキングシートの上に、皮を下にして魚をのせます。
シートに対して斜めに乗せるのがポイントです!
3.クッキングシートの角を持ち上げて干物を包む
干物の両脇のクッキングシートの角を持ち上げ、一緒にねじります。
干物を包むような感じです。
次に、干物の頭と尻尾の先にあるクッキングシートの角をそれぞれねじります。
船? かご? のような形になるはず。
4.耐熱皿にのせて600Wで加熱
干物を耐熱皿に載せて600Wで加熱します。
加熱時間は干物の大きさによって、大きく変わります。
テレビでは大き目の立派なアジが600W5分、と紹介されていましたが、今回のアジはちょっと小ぶり……2分でちょうどいいくらいになりました。
電子レンジの中からパチパチとはぜる音が聞こえていい匂いがし始めてきたら、一度様子を見て残りの加熱時間を調節するのをオススメします。
5.干物に焼き目が付いたら完成
干物に焼き目が付いたら完成です!
電子レンジなのに、こんな感じで焦げ目がついていて美味しそう。
食欲をそそられますねっ!
電子レンジで干物を焼いた感想は?
身側は焼き目もついていて見た目にも美味しそう!
皮の方も、加熱直後はパリッと音がするほどよく焼けていました。
食べてみると、身はふっくら。
グリルやフライパンで焼いたものと比べてみても、引けを取らないと思います。
干物を電子レンジで焼くときに気を付けるポイント
電子レンジに臭いがつく
焼くのはお魚ですので、電子レンジ庫内に臭いがつくことも。
他のお料理でもあることですが、気になる方はみかんやレモンの皮を電子レンジで1~2分ほど加熱させてみてください。
そのあとお掃除すると、臭いも汚れも取れやすくなるそうですよ。
焼き過ぎに注意!
加熱しすぎると、干物が固くパリパリになってしまいます。
今回の調理でも、実は一度焼き過ぎてしまい、おせんべいのように固くなってしまいました。
(それはそれでおつまみのようでおいしかったですが、ご飯のおかずには向かなそう)
加熱時間は様子を見ながら調節してみてください。
まとめ
今回は、干物を電子レンジで焼く方法についてご紹介いたしました。
便利な裏技ですので、ぜひご家庭でも試してみてください。
また、当店では電子レンジすら不要の、袋から出すだけで食べられる焼き魚もご用意いたしております。
その名も『そのまま丸ごと骨まで食べられる焼き魚』です。
その名のとおり骨も柔らかく食べられるから、カルシウム摂取量も通常の約6.6倍!
しかも常温で約90日間も日持ちします。
忙しい日のためのストック食材として、万が一に備えた保存食として、ご活用いただけましたら幸いです!