干物の新たな魅力とは?なぜ干物のアレンジレシピを紹介しているの?読売新聞・魚食文化特集の記事の取材を受けました
島国の日本では古くから魚食が主流でした。
しかし、食の欧米化が進み、現在では魚の消費量が肉の消費量に追い越されています。
危機に直面している日本の魚食文化。
受け継いでいくために、どのような取り組みが行われているのか、干物の新たな魅力について読売新聞の取材を受けました。
干物の新たな魅力とは?
干物の食べ方といえば、【そのままを焼く】という方法が真っ先に思い浮かぶことでしょう。
焼くだけで食卓のメイン料理を飾れるので、常備しておくととっても便利です。
でも、いつも同じ食べ方だと、ちょっと飽きてしまいますよね。
実は少し手を加えるだけで、さらにおいしく、しかもおしゃれなお魚料理に大変身するんです!
今回の新聞の取材では、そんな干物のアレンジレシピをご紹介させていただきました。
干物の赤かれいで作るアクアパッツァ
材料 2~3人分
越前赤かれい 1枚
あさり(塩抜き) 150g程度
プチトマト 6個
マッシュルーム 6個
オリーブオイル 大さじ3
塩 少々
こしょう 少々
白ワイン 50ml
水 200ml
タイム(ハーブ) 1枝
にんにく 1かけ
【手順】
1.にんにくはみじん切りにする。
2.プチトマト、マッシュルームは半分に切る。
3.赤かれいは両面に塩、こしょうをふる。
4.鍋にオリーブオイル、1のにんにくを入れ3の赤かれいを炒める。
5.4に塩抜きしたあさりと白ワインを加える。
6.5にタイム、2のトマト、マッシュルームを加える。
7.6に水を加えて、ふたをして中火で5分程度煮て完成です。
なぜ干物のアレンジレシピを紹介しているの?
そのままで食べられる干物を、あえてアレンジしたレシピを発信しているのには理由があります。
それは干物を、お魚を、おいしく楽しく食べてほしいから。
意識していないと、普段作る食事はお肉ばかり…という方も少なくないでしょう。
私なりに、魚・干物がお肉料理に負けてしまう原因が2つあるのではないかと考えました。
●お魚料理はお肉に比べ、調理に手間がかかる。
●焼いただけの干物は見た目が地味になりやすく、華やかさに欠けている。
たとえばお魚の1尾まるまるを購入したら、調理するまでにうろこをとったり、内臓をとったり。
下処理の面倒くささが、お魚料理のハードルを高めているように感じています。
そんな時に便利なのが干物です。
焼くだけで調理が完了してしまう優れもの!
……でも、見た目が地味で、食事にテンションが上がりにくい。
そんな2つの原因をうまく解決できないか考えた時に思い浮かんだのが、干物のアレンジレシピでした。
干物を下処理が済んだお魚食材だと考えれば、魚料理へのハードルがぐっと下がります。
さらに、すでに塩味がついているので、ほんの少し風味と味を調えれば、誰でもおいしいお魚料理が作れるのです。
越前宝やの干物アレンジレシピ
越前宝やではただ焼くだけではない干物のアレンジレシピをご紹介しています。
Youtubeに動画もあります。
ぜひ参考にしながら、食べてみてくださいね!