火事や災害などの見舞いにお返しは必要?頂いたときはどうしたらいい?
台風や火事、住んでいる地域が大きな災害にあった場合、お見舞いをいただくことがあるかもしれません。
緊急事態宣言が出されている新型コロナウイルスも例外ではなく、感染が深刻な地域の知り合いに「何かお見舞いをしたい」という方も増えています。
このようなお見舞いをいただいた時は、どうしたらいいのでしょうか? 今回は、災害などのお見舞いをいただいた場合のマナーを調べてみました。
目次
災害にあった場合のおかえしは必要?
災害のお見舞いは、お返しは必要ありません。
被害の状況や心境はわからないものの、何か助けになるのではとお見舞いをくださっていると思うので、ありがたく頂戴し感謝のお礼状や電話をしましょう。
日本の習慣では、お返し(内祝いなど)する場合、1/2~半返しが多いのですが、災害の場合はこのようにしません。
生活状況が落ち着いてから、お礼状を送ったり、お返しということではなく普段の顔出しや遠出をしたときのお土産などを持っていくということで大丈夫です。
お返ししないと失礼に感じてしまうという場合
どうしても感謝の気持ちをお返ししたいという場合は、「軽い品」にしましょう。
しっかりしたものですと、「要らなかったかな?」と相手の気持ちを返してしまう様に受け取られてしまうこともあるそうです。ありがたく受け取り、感謝の気持ちを伝えることで「役に立ててよかった」と相手も思うことでしょう。
会社の人から家族へお見舞いを頂いた場合
県外の実家が災害に合い、会社の人からまとめてお見舞いをいただいた場合はどうでしょう?
その場合も、本来は菓子折りなど必要なく、一人一人に挨拶まわりもできませんので、お礼のお手紙を送ります。
軽い品をお返しする場合は「のし」はどうする?
この場合の「のし」は、『御礼』『御見舞御礼』とします。
水引は「結び切り」で、こんなことは繰り返し起こらないという意味です。
自分のところは災害の被害に合わなかった場合
近所で火事が起こった場合、自分のところは被害がなくても近火見舞いをいただく場合があります。
その場合も、お返しは不要です。
ですが、よく顔を合わせる間柄ですと「何かお礼を……。」と言った場合は、菓子折りや日常品(洗濯洗剤など)などの「軽い品」を贈りましょう。
「のし」は、『近火見舞御礼』『寸志』または『薄謝』とします。
お見舞いのお返しでやってはいけないことは?
高価な品でお返しをしたり、現金や金券で返すことはNGです。
現金でお見舞いをいただいた場合、「不要だった」と返すことに受け取られてしまいかねないからです。
相手の心遣いに感謝の気持ちを伝えましょう。
お見舞いのお返しはとりあえず落ち着いてから
お見舞いをいただいて、早くお礼をしなくてはと考えてしまうかもしれませんが、まずは生活の基盤を立て直してから考えましょう。あなたを心配してお見舞いをくださっているのですから、慌ててお返しをしなくても大丈夫です。
特に今回の新型コロナウイルスのような先の見えない状況の場合も、まずはお礼の電話をしましょう。そして、状況が落ち着いてから、顔を見せられる機会に再度お礼を伝えられれば十分です。その時にささやかな手土産があると気持ちも伝えやすいかもしれませんね。
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