2020年の土用丑の日は7月21日と8月2日。鰻を食べよう!
2020年の土用丑の日は7月21日(火)と8月2日(日)です。
丑の日といえば、「うなぎ」ですよね。
もともと、季節の変わり目は体調を崩しやすいので、疲労回復や食欲増進に効果的な「うなぎ」は、夏バテ防止にぴったしな食材といえます。
でも、そもそもなんで、丑の日は「鰻を食べる」のでしょうか?!
「丑の日」なのに「牛」ではなく「鰻」なのはなぜ?
「丑」といえば、十二支の丑年を思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
もともとは、「丑」=「牛」なので、牛を食べても良いのでは・・・と思いがちですが、昔は今のように牛を毎日食べれることはありませんでした。
そこで、「ウシ」の頭文字である「ウ」のつくものを食べれば、夏負けしないと言われていたそうです。
そこで選ばれたのが「鰻」です。
昔から牛を食べる文化は日本でもありましたが、江戸時代以降、牛肉はお殿様に差し出す献上品でも有名でした。
一般庶民が「牛」を食べるようになるのは明治時代以降です。
「土用丑の日」は平賀源内のおかげ?!
でも、鰻を今では夏場の定番として食べますが、夏にはさっぱりしたものを食べたいですよね。
なんで、鰻を夏場に食べるようになったのでしょうか。
それは、なんと由来はあのエレキテルで有名な平賀源内が由来なんですよ。
江戸時代に鰻屋さんが夏場になると鰻が売れなくなるので、平賀源内に相談したところ、平賀源内が「本日土用丑の日」と張り紙を提案し、その大きく書かれた「土用丑の日」の看板を街の人が「なんだこれ?!」という興味をもって鰻屋が大繁盛したことが由来だそうです。
この話は他の鰻屋でも広まり、現在の鰻を丑の日に食べることにつながったそうです。
平賀源内はいろんな発明をしていますが、コピーライターの元祖とも呼ばれています。
「うなぎ」に刺身がないのなんで?!
鰻を食べるときにイメージするのは「蒲焼き」ですが、刺身を見かけないように生で食べませんよね?なぜだかご存知ですか?!
じつは、鰻には「毒」があるんです。
よくフグには毒があるって有名ですよね。
鰻にも血液(血清)に『イクチオヘモトキシン』というタンパク質の毒が含まれています。
なので、ウナギ目の魚「ウナギ、アナゴ、ウツボ、ハモ」にも毒があるので、生では食べません。
「越前宝や」のウナギ
越前宝やでは「国産」のウナギを本場南九州(宮崎・鹿児島)から取り寄せました。
製造ラインには常に焼きのプロを配置し、手焼き並みの仕上がりを実現しました。
専用の加工所にてしっかりときつね色に焼きあげた後、蒸し器に入れやわらかくふっくらとさせます。
それを再度焼いた後に「タレに漬け込んで焼く」という工程を4回繰り返し、じっくりとタレの染み込む香ばしい蒲焼きに仕上げてます。
鰻以外にも、簡単に調理できる福井産の「れんこ鯛」「アジ」「はたはた」「サバ」もセットにしてます。
一緒にお魚の味を楽しんでくださいね。