食中毒が心配!干物って「アニサキス」は大丈夫なの?
夏になって、一番大変なのは、食品が傷みやすくなることです。特に「食中毒」。
干物って食中毒の可能性があるの?
その中でも「アニサキス」という名前聞いたことあるでしょうか?
何となく聞いたことあるけどよくわからないという方が多いと思いますが、アニサキスは寄生虫の一種です。
アニサキスは、寄生虫食中毒の中で一番の発生件数です。国立感染症研究所の推測では、年間に約7,000件発生しているので、平均すると1日に1件以上は起こっています。
BBQやキャンプなどで魚を食べるときに、安全に食事を楽しむためにも、アニサキスの事を知っておかなければなりません。楽しいキャンプやBBQも食中毒を起こしてしまったら最悪です。
今回は、
・アニサキスとは?
・越前宝やの干物が安心な理由
を紹介していきます。
目次
寄生虫アニサキスの正体、食中毒の症状とは?
アニサキスとはいったいどういうものなのでしょうか?
その生態を知って予防に役立ててください。
・アニサキスの症状
・アニサキスの生態
紹介していきます。
アニサキスの症状
アニサキスで発症する症状は、アニサキスの幼虫が胃壁や腸壁に刺して入って現れます。アニサキスの食中毒のほとんどは胃に入り込むことで発生します。
その場合は急性胃アニサキス症となり、食後数時間から10数時間後に、みぞおち辺りに激しい痛み、嘔吐を感じます。
稀に腸に入り込んだ場合は、急性腸アニサキスとなり、食後10数時間から数日後に、下腹部に激しい痛みを感じます。
食中毒かなっと思ったら、すぐにお医者さんに行きましょう。
アニサキスの生態
(厚生労働省画像:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html)
アニサキスの幼虫は長さが2~3センチで、幅は1ミリ程度なので目視で確認できます。白くて細長いのがアニサキスです。
サバやイワシ、サケ、サンマ、イカに生息していることが多く、新鮮なうちは内臓に寄生していて、鮮度が落ちると筋肉へ移動します。
<対策>
・目視で確認できるので、手や包丁で直接取り除く
・加熱により感染力を失う
・冷凍でも効果あり(―20度で24時間以上)
一部では傷に弱いという説もありますが、アニサキスの幼虫はゴム質のような体をしています。
よく噛んで食べたとしても、噛み切れていない、傷を付けられていない可能性があります。
干物はアニサキスに対して安心なのか?
干物はアニサキスについて大丈夫なのでしょうか?!
干物は調理時に加熱するので、アニサキスは死滅します。そのため安全と言えます。ただ、生焼け?の場合もあれば、もしギフトの干物でアニサキスがあったら・・・
越前宝やのアニサキスへの対策・取り組みをご紹介しますね。
新鮮なうちに加工
越前宝やの干物加工場は、港より徒歩10分の場所にあります。新鮮な魚を加工することが出来るので、アニサキスが筋肉に移動する前の魚を捌くことが出来ます。
すぐに内臓を取ってしまうため、アニサキスが残っている可能性が限りなく低いです。
職人が1枚1枚作っている
経験豊富な職人が魚の加工を行っております。目視で確認できるアニサキスを逃さないように、注意深く見ているので安心です。
なかなかアニサキスを見る機会がない方は安心ですね。
干物はよく加熱の目安時間も紹介
アニサキスの生態でも書きましたが、加熱処理によって死滅します。
一番危険なのは、魚を生で食べる事です。干物は必ず火を通しますよね。
越前宝やの商品には、初めての方でも分かりやすいようにレシピを付けさせて頂いております。
どれくらい加熱すればいいかの目安も載っておりますので、アニサキスの心配はございません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
魚は美味しいですが、アニサキスの危険性もあります。
生態や対策を理解していれば食中毒の危険性は一気に減ります。参考になれば幸いです。
越前宝やは安心、安全で美味しい干物をお届けに気を配っております。
ギフトにもご自宅で楽しむのにもご利用くださいませ。