グリルで干物をおいしく焼きたい!簡単お手入れ方法と臭い解消法
以前、フライパンで干物をおいしく焼く方法を「干物はフライパンで簡単においしく焼ける!グリル不要で後片付けも便利」でご紹介しましたが、今回は元祖の焼き方、グリルで干物をおいしく焼く方法をご紹介します。
また、グリルを使った後は臭いが気になりますよね~?
そんな臭いも簡単に落とせるお手入れ方法も、女将にお任せください!
両面焼き・片面焼き両方の焼き方、グリルの臭い解消法を見ていきましょう。
目次
【準備】グリルで干物を焼く前にやっておくと便利なこと
【解凍】
干物が冷凍で保存されている場合、越前宝やでは解凍してから焼くことをおすすめしておりますが、そのまま焼いても大丈夫です。
解凍するデメリットとして、解凍しすぎてしまうとドリップ(水分)が出てしまい旨味も一緒に抜けてしまうことがあります。
上手に解凍する方法は、魚の大きさや厚みにもよりますが、冷凍庫から冷蔵庫へ移して3~4時間置いておくと丁度良い加減になります。
常温で解凍する場合は2時間くらいを目安にしてください。
• 冷蔵庫で解凍:約3~4時間
• 常温で解凍:約2時間
【グリルの網に油・酢を塗る】
• 下準備として、網にサラダ油または酢を塗っておくと、干物の皮や身がくっつきにくくなります。
• 適量グリルの受け皿に水を入れる。(温度の上昇のし過ぎ、発火を防ぐ・煙を防ぐ・身のパサつきも防ぐ)
• グリルの庫内をよく温めておきます。(約5分)
※受け皿に水を入れるのを忘れずに。(最近は水不要タイプのグリルもあるようです)
小技で、水(300㏄)に溶いた片栗粉(大さじ4)入れておくといいですよ♪汚れが剥がしやすくなります。
グリルで干物を焼く!コツはしっぽが手前
グリルは手前の火力が弱いので、生焼けにならないように頭の方を奥へ向けて並べるのがコツです。
身の方をしっかり焼き、皮面は焦げ目を見ながら焼き上げます。
※焼く時間は干物の大きさ・厚みによって異なります。
IHでも火加減は中火からはじめてみてください。
両面焼きグリルの場合は、表裏同時に火が通りますので皮面を上にして焼きます。
【片面焼きグリル】
• 身を上にして焼きます。(中火 約5分)
• 焼き色が付いたら裏返して皮面を焼く(中火~弱火加減を見ながら)
• 皮面に少し焦げ色が付いたら出来上がり
※冷凍から焼く場合は、2分ほど追加してください。
【両面焼きグリル】
皮を上にして焼きます(中火 約5分)
皮に焦げ色がついてきたら、上火・下火を弱火に調整(2~3分)
※冷凍から焼く場合は、2分ほど追加してください。
アジなど2枚一度に焼く場合は頭と尾を互い違いに入れるため、皮面を焼くときなど途中で入れ替えるといいでしょう。
魚焼きグリルの悩み!お手入れ方法【臭い解消法】
魚や干物をおいしく食べた後、面倒だな~と思うのがグリルのお手入れですよね。
臭いも結構強いので、気合を入れて洗う方も多いのではないでしょうか?
簡単にスッキリ洗える方法を3つご紹介します。
方法(1)片栗粉を使って後片付けを楽に!
上記にもあります「片栗粉」が後片付けを大幅に楽にしてくれます。
魚から落ちた脂もしっかり片栗粉がまとめてくれるんです!
• 水 300㏄
• 片栗粉 大さじ4
1~2時間くらい冷ましておくと固まって、ペロンと取れるようになります。
後はいつも通り洗剤で洗うだけ!臭いもかなり取れますよ。
※片栗粉がない場合は重曹で同じ手順で代用できるそうです。でもこちらは固まりません。
方法(2)水と洗剤に浸しておくだけでOK!
別の方法で、焼き終わりの網や受け皿を熱いうちに、受け皿に食器用洗剤をかけて水を入れて網も乗せ、浸しておくだけ!
食事を食べている間に、ふやけて焦げ付きもスルッと取れます。
方法(3)重曹をふりかける
重曹を洗うときに使う方法は、こちらの手順。
• 受け皿に重曹を大さじ3ほど(適当)ふりかける。
• 湯沸かし器のお湯などをひたひたになるまで入れる。
• 網をその水に浸かるように乗せる。
• しばらく放置し、水を捨ていつものように洗剤で洗います。
小技として、キッチンペーパーを網の上にかけ、その上から重曹を振りかけて濡らしておくのもおススメです。
この方法だと、網をスポンジで洗うときにとっても楽ちんになります!
以上、グリルでおいしく干物を焼く方法と、簡単後片付けの方法でした。
おいしく楽しんで干物を食べてくださいね♪