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種類豊富!福井の越前海岸で獲れる旬の鮮魚

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福井県には、釣り人がよく訪れます。
若狭では「赤礁崎オートキャンプ場」や「ヒロセオートキャンプ場」など、海岸と隣接したキャンプ場で家族と楽しみながら、釣りができるスポットもありますよ!

人気の訳は、漁礁や暖流・寒流が交わる海流があるため、日本海の美味しい魚が集まりやすく、大きくて味の良い魚が狙えるから。

福井県は昔から、漁獲量が多く、魚との歴史が古い地域。
さかのぼること1500年前、朝廷へ海産物を貢ぐ「御食国(みけつくに)」でした。
また、江戸時代になると、物資を運ぶ北前船の寄港のひとつとして発展し、現在も海産物で注目されています。

今回は、福井県の歴史を紐解くと共に、よく獲れる魚などをご紹介します。

福井県と魚の歴史

福井県若狭は、古来より平安時代まで、朝廷へ海産物などの食材を送る『御食国(みけつくに)』でした。
若狭湾から京都へ食材を運ぶルートはいくつもありますが、大量の鯖を運んでいたことから総称して「鯖街道」と呼ばれています。

その中で代表的なのが、「小浜」を起点として滋賀県の「朽木」を通り、京都の「出町」までの道『若狭街道』です。
この若狭街道。「京は遠ても十八里」といわれ、約72kmもあったとか。
急な峠をたくさんの魚や海産物、塩などを背負って、人の足で歩いて通ったのだとか。
時速4kmの速さで歩いたとしても、約18時間もかかる距離。鯖は足が早い魚ですので、腐らないよう塩をしていました。
都へ到着する頃には、食べごろの「塩サバ」になっていたのだそうです。

そんな若狭と京都を結ぶ鯖街道で、宿場町として発展したのが「熊川宿」
平成27年に「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 ~御食国若狭と鯖街道~」として、鯖街道や熊川宿も日本遺産に認定されました。
安土桃山時代以降発展した場所で、現在でも奉行所や番所、用水路、お蔵屋敷など、歴史の面影が残り、活気あふれた時代を体感できる観光地です。

さらに、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、“明智光秀“が若かりし頃に越前に住んでいたことから、熊川宿もゆかりの地とされています。

越前海岸で上がる魚

福井県の越前海岸は、せまい湾が入り組んだリアス式海岸の若狭湾と違い、直線的な隆起海岸で奇岩断崖となっているのが特徴です。
越前海岸沖に植物プランクトンが流れ込むため、魚にとって住みやすい環境。栄養をたっぷり蓄え、潮の流れが激しいため身が引きしまった魚になります。
そんな魚が、たくさん水揚げされる時期が越前の秋・冬なんです。

毎年9月1日からは、底引き網漁が解禁!
福井県で最大数となる、約50隻の底引き漁船を保有する越前漁港も、この日一斉に沖へ出漁します。
越前がれいや甘エビ、はたはた、ニギス、のどぐろ、ガマエビなどなど、美味しい魚の宝庫に!
翌年5月末までしか獲れない、期間限定の旬の魚が味わえます。

また、冬の味覚の王様「越前がに」は、もっと短い期間しか水揚げされません。

【かにの解禁期間】
・越前ガニ…2020年11月6日から2021年3月20日
・セイコガニ…2020年11月6日~12月31日
・ズボガニ(水ガニ)…2021年2月19日~3月20日(30日間のみ)

越前かにを求めて、毎年たくさんの観光客の方がいらっしゃいます。
今年は、遠方への旅行は自粛しておこうという方は、お家で「越前がに祭り」はいかがですか?
当店人気の越前がにはコチラhttps://www.takaraya-himono.com/product/product_cat/crab

上記の他にも、
カサゴ、ホウボウ、キジハタ、スズキ、アジ、サバ、ヤリイカ、ブリ、ハマチ、タイなど季節ごとに旬の魚が獲れます。季節ごとに水揚げされる魚を分けてみました。

春の旬の魚、海の幸

・ほっこくあかえび(甘エビ)…4月~6月
・すずき…4月~5月、1月
・トビウオ…5月~7月

夏の旬の魚、海の幸

・いわがき…6月~8月
・アジ…5月~7月
・さざえ…6月~9月

秋の旬の魚、海の幸

・アオリイカ…9月~11月
・さわら…10月~12月
・あまだい(若狭ぐじ)…9月~12月
・きだい(レンコダイ)…10月~11月

冬の旬の魚、海の幸

・越前がに(ずわいがに)…11月~3月
・越前がれい(あかがれい)…11月~3月(9月~5月)
・若狭ふぐ…11月~3月
・まがき(若狭のカキ)…12月~3月
・はたはた…2月~3月
・ぶり…11月~2月
・やなぎむしがれい(若狭がれい)…11月~2月
・ヤリイカ…1月~3月

※イカ類(ヤリイカ・スルメイカ・真イカ・モンゴウイカ・ホタルイカ)は通年水揚げされます。

2020年は“越前がれい“に新ブランド「極(きわみ)」が登場!

福井県では、1965年頃に「越前がに」がブランド化され、毎年解禁される冬場は福井県民がソワソワする時期。

一定の基準をクリアした大物は、最高級ブランド「極(きわみ)」と認定されます。

初競りでは高額の値が付くのですが、昨年の初競りでは極みが出なかったので、今年は期待もひとしお!

そしてなんと、今年の11月6日の初競りでは、越前漁港から「極」が出まして、付いた価格は2017年の最高額と同じ46万円という高値!

競り場会場では、どよめきの声が響きました!

そんな、最高級ブランド「極(きわみ)」が、2020年10月13日“越前がれい”にも登場!
越前がれいは、別名アカガレイ。近年では800t程水揚げされています。

極みの基準は、以下のように定められています。
・重さ800g以上
・メス
・9月~12月の出荷

地元越前町では、「刺身で食べると旨い」と知られた魚ですが、鮮度が落ちるのが早いので、なかなか遠方では味わえない食べ方でした。
ですが、数年前から工夫を凝らし、3日~4日間は鮮度を保つことが可能になりました。

【越前がれいの鮮度を保つ工夫】
・生きたまま港へ戻る
・一晩寝かせる
・出荷直前に「活〆(かつじめ)」「神経抜き」を施す

プリプリとして肉厚、甘みのある魚なので、刺身は最高に美味しいです!

福井県の海の幸を堪能してください!

福井県の魚との歴史は、1500年以上続き、今も変わらず日本海の海の幸の恵みによって、受け継がれています。
旬の美味しい魚を「より多くの人に食べていただきたい」という想いで、福井県の漁業関係者は、獲れたてのままにお届けできる技術を高めてきました。
福井県越前の海の幸をぜひお召し上がりください!

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