なぜ魚は健康にいいと言われるの?
魚介類は昔から「身体に良い」「頭が良くなる」「骨に良い」などと言われて重宝されてきました。
しかし本当のところはどうなのでしょうか。
今は空前の健康ブームで様々な健康食品が世に現れていて、
身体に必要な栄養素は多くのものから取ることができます。
そんな中でも魚類は食べる必要があると言えます。
というか、食べるメリットが多く有り過ぎるくらいです!
「他の食材と比較してみると……」
みなさんが魚を食べて期待する主要な栄養素は「タンパク質」や「カルシウム」ではないでしょうか。
他の食材と比較して、どれくらいの量が含まれているかはもちろんですが、単純に含有量だけではなくて、他の栄養素にも触れていきます。
「大事な大事なタンパク質」
身体を作る重要な栄養素です。
筋肉を増やすのにはもちろん有名ですが、髪や肌、爪などの生成もタンパク質が必要で、不足してしまうと肌荒れや髪のツヤも失われてしまいます。
一般的な摂取目安が体重×1グラムと言われていますが、トレーニングをされている方、成長期の年齢の方は体重の1.5倍から2倍の量のタンパク質が必要と言われています。
含有量が多いものでは、肉類やプロテインなどがありますね。
大事な大事なタンパク質はこれらにも多く含まれていますが、体重分のタンパク質を摂るとなると60グラム。牛肉のステーキで300グラムほど必要になってきます。
肉は非常に美味しいですし、タンパク質含有量も豊富で他の栄養も優れています。
しかし、毎日多くの肉類を摂取していると気になるのが脂質です。
肉類の脂質は飽和脂肪酸といって身体に良くないものとされています。
一方、魚類の多くの脂肪は不飽和脂肪酸と言われる脂質で、その中にはDHAやIPAといった病気の予防や脳に良い脂質が含まれています。
そして魚類からタンパク質を摂取する最大のメリットは、タンパク質の種類にあります。
タンパク質は約20種類以上のアミノ酸から構成されており、そのうち体内で生成できないアミノ酸(8種類)を必須アミノ酸と言います。
魚類の多くはこの必須アミノ酸が豊富に含まれています。
タンパク質は子供からお年寄りから必ず毎日摂りたい栄養素ですので、同時に病気予防にもなっていく魚は絶対におすすめですね!
牛乳にも負けない「カルシウム」
一般的にカルシウムが一番取りやすいと認知されているものは「牛乳」ではないでしょうか。
牛乳にももちろん多くのカルシウムが含まれていますが、魚も負けていません。
・牛乳コップ1杯分(200㏄):220ミリグラム
・イワシ一匹:290ミリグラム
カルシウムの含有量が多いイワシで比較させて頂きましたが、どちらも素晴らしい含有量です。
一日に必要とされているカルシウムの量は約700ミリグラムです。
ただ摂取したカルシウムが全て吸収されるわけではありません。
何より注目したいのはビタミン類です。
カルシウムの吸収効率を格段に上げてくれるのがビタミンDです。
人間が体内で生成もできるビタミンDなのですが、太陽を浴びると生成されるようです。
食材も同様に天日干しされたものに多く含まれている傾向があります。
魚類で言ったら干物は最強の食材ですね!
育ち盛りのお子さんに、骨を丈夫にしたい方に干物は絶対おすすめです!
「魚は万能食材!?>
簡単に二つの栄養を紹介させて頂きましたが、やっぱり魚はすごいです。
美味しくてこんなにメリットがあるので非常に嬉しい食材です。
絶対に摂らなければならない食材ではないですが、絶対に摂って頂きたい食材だと思っております。
ご家族のやご自身の健康の為はもちろんですが、
大切な人、お世話になった人へのギフトにもおすすめです。