高タンパク低脂質な魚3選!手軽にメニューに取り入れるコツは冷凍食品!?
今回は代表的な高タンパク・低脂質なお魚3種と、魚料理を手軽にメニューに取り入れられるコツついてご紹介いたします。
ダイエットなど健康的な体型を保つためには、高タンパク・低脂質な食材を積極的に取り入れていきたいですよね。
その中でも特に注目したいのが、日本人の食生活に欠かせない食材【お魚】。
しかし、お魚が体にいいと分かっていても、日々の食生活に取り入れるのは難しいと感じたことはありませんか?
・骨が邪魔
・調理が面倒
・日持ちがしない…などなど
そんなお魚を手軽に食卓のメニューに取り入れるのに、実は冷凍食品が大活躍するんです。
さて、高タンパク・低脂質なお魚と、魚料理を手軽にメニューに取り入れられる冷凍食品について、さっそく見ていきましょう!
高タンパク低脂質な魚3選!
まずは高タンパク、低脂質な魚3種をご紹介いたします。
ダイエットや筋トレなどのボディメイクの面だけでなく、お肌の健康など美容的にも取り入れていきたいお魚をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
カレイ
お箸を入れるだけでほっくりと身がほぐれて、歯触りも柔らかいカレイ。
身離れがいいため骨取りもらくちんです。
スーパーなどで切身を見かけることも多く、煮付けを作られる方も多いのではないでしょうか?
カレイはビタミン類が豊富なほか、美容に役立つコラーゲンがたっぷり。
かれいを食べる際、エンガワ部分にふるふるとした透明のゼラチン質があるのを見たことはありませんか?
あれがコラーゲンです。
コラーゲンには、お肌に潤いや弾力を与えてくれる効果のほか、丈夫な腱や筋肉を作るのに役立っています。
カレイは、美しく健康的な身体づくりにぜひ取り入れていきたい代表的なお魚の一つです。
サーモン
日本の食卓に欠かせない鮭。
塩焼きにするだけでもご飯が進むので、調理しやすいお魚です。
鮭は特有の赤い身をしているので赤身魚と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は白身魚として分類されます。
あのピンクにもオレンジにも見える赤い色の正体は、アスタキサンチンと呼ばれる成分です。
鮭が食べるプランクトンやエビなどのアスタキサンチンが蓄積されてあの赤い身になっています。
アスタキサンチンはアンチエイジングに効果的です。
抗酸化作用があり、紫外線による肌のシミやシワを防ぐ効果があるといわれています。
美容にうれしい成分なので、ぜひ積極的に普段の食卓に取り入れてみてください。
シイラ
シイラはカレイやサーモンに比べて知名度が低くく、特に関東ではあまり見かけないお魚かもしれません。
日本では比較的安価なことが多いですが、実は世界的にみると人気の高い地域も多く、特にハワイでは高級魚とされています。
味はあっさりと淡白。
食感はもちっとしていて弾力があり、食べ応えがあるので福井県では学校給食にも利用されています。
クセが少ないため、フライやムニエルのほか、煮るのも焼くのもオススメです。
シイラは、ビタミンB12という成分が豊富です。
ビタミンB12は血液を作る造血作用があり、その他たんぱく質の代謝や細胞の再生を担う酵素の手助けをする大事な役割を担っています。
野菜からは取ることができない栄養素なので、シイラをはじめとする魚介類やお肉から取っていく必要があります。
手軽にメニューに取り入れるコツは冷凍食品!?
――お魚は調理するのが面倒!
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
正直なところ私も魚屋さんという職業でなければ、毎日魚を食べるのは大変だと感じていたことだろうと思います。
例えば、1尾丸ごとを買えば、まずはウロコ取りから始まって、次はお腹を開いて内臓の処理。
塩を振って焼くだけにしても調理中に煙が匂うし、調理後も生臭い匂いをどうしていいか頭を悩ませてしまいます。
また日持ちがしないのが難点で、そもそも魚は保存の仕方をよく知らないという方も少なくありません。
そんな時に便利なのが、冷凍のお魚です!
干物
保存食として発達してきた干物。
実は冷蔵よりも冷凍の干物の方が、塩分が少ないって知ってましたか?
干物が日持ちするのは、塩分を加えて乾燥させているためです。
しかし、干物が保存食であるとはいえ、冷蔵は冷凍の干物に比べるとより早く鮮度が落ちてしまうというのが正直なところです。
そのため、できるだけ長く日持ちするように塩分を濃い目に製造しているのです。
一方、冷凍で心配されるのは、食感です。
実際、当店でも「冷凍では食感が損なわれるのでは?」というご心配のお声を頂戴することがあります。
しかし、近年では冷凍技術の進歩により、解凍するだけで作りたてのそのままの味を各ご家庭で味わうことができるようになりました。
冷凍庫に保存しておけば、いつでも食べたいときに焼くだけの簡単調理。
フライパンや電子レンジなどで手軽に調理する方法もありますので、調理後のお片付けもらくちんです。
味噌漬け
お魚に味噌の旨味が加わり、ほんのりと優しい甘さを感じる味噌漬け。
スーパーなどでも見かけることが多いですよね。
味噌漬けも干物と同様、凍庫に保存しておけば焼くだけの簡単調理で食べられる便利なお魚冷凍食品の一つです。
焼くときに味噌が焦げ付きやすい、という難点がありますが、コツさえわかれば簡単にキレイな焼き目をつけて美味しく調理できます♪
調理の際はぜひ下記の記事を参考にしてみてくださいね。
ハンバーグ
――そもそもお魚は骨取りが面倒くさい!
――きれいな食べ方が分からない!
そんな方におすすめなのは、前述させていただいたシイラを使ったお魚ハンバーグです。
電子レンジで3分温めるだけで出来上がる超お手軽クッキング。
夕食のメインを飾れるだけでなく、忙しい朝のお弁当の一品にもピッタリです。
お肉のハンバーグに比べてもたんぱく質が豊富なので、ダイエット中の方だけでなく、筋トレなどで身体づくりをしている方に特におすすめです。
まとめ
今回は代表的な高タンパク・低脂質なお魚3種と、魚料理を手軽にメニューに取り入れられるお魚の冷凍食品についてご紹介いたしました。
お肉に比べて、調理も食べ方も面倒になりがちなお魚。
健康のために高タンパク・低脂質なお魚を取り入れていくコツの一つは、調理済みの冷凍食品などを上手に活用することです。
冷凍食品と聞くと添加物などを心配されることもあるかもしれませんが、干物や味噌漬けなどは冷凍にするにあたりあえて特別な添加物を加えることはあまりありません。
※もちろんメーカーによりますので、気になる場合は原材料をチェックしてみることをオススメします。ちなみに当店の干物は、食塩のみで仕立てる昔ながらの製法です。
冷蔵も冷凍も添加物にあまり違いはないと考えると、冷凍食品への罪悪感も薄れませんか?
全国どこのスーパーでも見かけるものですから、ぜひ普段からお魚を食べる機会を増やしてみてくださいね。
「冷凍庫に焼くだけの冷凍食品がある」と思うと、夕食のメニューを考えるのも気が楽になりますよ。
当店ではハンバーグのほか、高タンパク・低脂質のお魚を手軽に食卓に取り入れられるメニューを随時開発中です。
メニューにバリエーションを増やしたいときは、ぜひこちらもご覧ください。